“日本一小さな山脈”の一つ「鳥坂山」へ!
先週の休日、前の日に思い立って
近くの里山へ山登りに行ってきました!
今回行ったのは新潟県胎内市にある「鳥坂山」。
“日本一小さい山脈”で知られる櫛形山脈の北端にあります。
今回は羽黒駐車場に車を止め、石切山コースからスタート!
下りは白鳥山を回って、宮ノ入コースで戻ってくる予定です。
しばらく木漏れ日が気持ちいい林の中を登っていきます。
久しぶりの山登りだったので、気分は上々♪
所々地面が濡れていて、滑りやすくなっていましたが
道はきれいに整備されていて歩きやすいです。
尾根に出ると左側にマイクロウェーブ塔が見えました!
下りであそこを通ります。
ここから見てもなかなか大きい鉄塔です。
先の道は木々がトンネルみたいになっていました。
すてきな緑の中をグイグイと登っていきます。
トンネルを抜けると、目の前に目指す鳥坂山が見えました!
その後はアップダウンを繰り返しながら登っていきます。
ザレ場もあったりして、思っていたよりも足元に注意が必要です。
ふと振り返ると、今まで登ってきた道と日本海側の街並みが見えました!
景色を楽しみながら息を整え水分補給。この日はあまり風が無く、暑い日でした。
それでもまだ6月の暑さはさわやかでいいですね。
この時期は緑が生い茂る里山ですが、少し花も咲いていました。
【山つつじ】↓
【ヒメシャガ】↓
ヒメシャガは花びらも色合いも可憐で素敵。名前もいいですね♪
登山口を出てから約1時間。分岐“ユズリハの峰”に到着~!
ほとんど休まず登ってきたからか、参考コースタイムより30分早く着きました。
ユズリハの峰はちょっとした広場になっていて、休憩にもってこいです。
鳥坂山方面へ足を進めると、その先はなだらかでとても歩きやすくなりました。
ブナも混じってきて、メインの縦走路といった感じです。
気持ちよく歩いていると、2輪だけヒメサユリが咲いていました!
やっぱり美しい花ですね。色々な山でヒメサユリツアーが組まれる理由がわかります。
ユズリハの峰から20分ほどで、胎内観音コースとの分岐に。
ここから頂上はもう目と鼻の先でした。
鳥坂山山頂に到着~!
あまり広くありませんが、きれいに開けています。
頂上からの景色はこんな感じ。
木が成長してきたからか、あまり良くは見えません。
先客で休憩していた方に「ちょっと先に行くと、よく見晴らせる所があるよ。」
と教えてもらいました。
山頂でお昼ご飯を食べ、いざ白鳥山方面へ!
10分ほど行くとありました、ちょっと突き出た見晴らし台♪
ここからは180度見渡すことができました!
霞がかっていて海まではっきりとは見えませんでしたが、
水を張った田んぼが青く光り、街の音が聞こえてきて、低山ならではの
素敵な景色が楽しめました。
急な下りをおりて少し行くと、上りの時に見たマイクロウェーブ塔が出現!
巨大なツインタワー!やっぱりでかい!
施設も大きめで、その横を沿うように歩いていきます。
標識に従って進んでいくと、“五の堀”がありました。
この先の白鳥山にあったお城の空堀だそうで、このあと四、三、二、一と堀が続いています。
そして鉄塔から約20分、白鳥山に到着!
ここには“鳥坂山城跡天望楼”があり、胎内市を一望できます。
こういう展望図があると分かりやすくておもしろいです。
少し休憩してさらに下りていくと、宮ノ入コースと白鳥コースの分岐に着きました。
鳥坂山に来るまでは、白鳥コースを下りようかなと計画していましたが
「迷いやすい」とか「藪こぎだ」という言葉にびびって、今回は宮ノ入コースへと
向かいます。
次は左側にチャレンジしてみよう・・・
宮ノ入コースは緑が深い林の中を下りていきます。
途中に「クマ出ル」と彫られた木があったりして、ちょっと多めに
クマ鈴を鳴らしてみたりしながら歩いていると、ふっと人工的な水路や道が出てきました。
道なりに進むと畑の脇に出ます。
先にある看板のところが宮ノ入コースのゴール!
白鳥山からは約25分、あっという間でした。
ここからは道路を少しだけ歩いて駐車場へ。ここものどかでいい景色。
この後は「クアハウスたいない」という温泉に入って帰ってきました♪
豊富なコースがあり、一周して下りてくることができる鳥坂山。
スタートからゴールまで約3時間半(お昼休憩約1時間)の
サクッと楽しむにはちょうどいい山登りでした。
次は同じ山脈にある櫛形山・大峰山を周ってみようと思います♪
スタッフ*ナツミ
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