巨木だらけ!佐渡島の石名天然杉
先日、祖母に会いに佐渡へ行ってきました。
船に乗ると観光マップが置いてあるのですが、それを見ていつも気になっていた
「大佐渡石名の天然杉」を今回見に行ってきました!
両津港に着き、海沿いの道を北上していくと、とても分かりやすい看板があります。
脇道に入って小川沿いに山道を上っていきますが、車一台分の細い道。
対向車が来たらどうしよう…と不安になりつつ、うねうね曲がりくねりながら
上っていきます。
山のてっぺんまで上り、駐車場に到着。
ここにはきれいに清掃されたトイレがあります。これはありがたい。
入口に用意されていた木の杖を借りて、いざ出発!
・・・実は遊歩道の入口はまだ先でした。
そこまで500mほど砂利道を登っていくのですが、これが意外と傾斜があって長く感じます。
写真に写っているのはちょうど下りてきた整備作業の軽トラ。
きたー!遊歩道入り口。
あらためて、いざ出発!
遊歩道の中には名称がついた特徴的な杉が5本あります。
最初に出会えるのは「象牙杉」。
なるほど、象の牙のような枝ぶりが面白いです。
写真では伝わりにくいですが、幹も太い!胸高周囲は9.6mもあるそうです。
次の「四天王杉」は胸高周囲が12.6m!
生え方も荒々しく感じます。
この辺りは雲霧帯で、豪雪・強い季節風といった厳しい環境下のため
特異な形状をした杉に育つそう。
他にも「大黒杉」「家族杉」と続いていくのですが、名前がついていない木々達も
巨木ばかり!
こんな風に幹にぽっかり穴が開いてる杉もありました。
私が一番気に入った杉は、最後の「羽衣杉」。
天女が羽衣をふわっと広げた時のような枝の生え方がきれいでした。
写真に収めきれないくらいの広がりが見事です。
この先は“ドンデン(山)縦走路”にぶつかり、展望台があります。
ここから左側に見えるのは、大佐渡の右上に位置する山々!
さらに大佐渡の端にある、海に突き出た一枚岩「大野亀」も見えました。
ポコッとしたのが「大野亀」。トビシマカンゾウの花で有名な岩です。
反対の右側には両津港方面の海が広がっています。
天候の条件が良ければ、粟島も見えるそうです!
この展望台、振り返ってもなかなか素敵でした。
大きな天然杉にぐるっと囲まれていました。
ここに来るまで巨木だらけなので、いつの間にか見慣れてしまっていたようです。
縦走路から砂利道に戻ってきて1時間ほど。
程よい山散策と巨木が楽しめました♪
気軽に行けて、約1時間で佐渡の天然杉という自然を満喫できるので
ここはおすすめです!
遊歩道は歩きやすく整備されているのでスニーカーでもOKですが
軽いトレッキングシューズの方が楽だと思います。
佐渡島に行った際にはぜひ行ってみてください♪
スタッフ*ナツミ
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